【新日本】カラム・ニューマン 裕二郎撃破で初戦突破「俺のG1出場は誰にも止められないんだ」

高橋裕次郎(上)にタイガースープレックスを決めるカラム・ニューマン

新日本プロレス22日福島大会でG1クライマックスAブロック出場者決定トーナメント1回戦が行われ、カラム・ニューマン(21)が高橋裕二郎(43)を撃破し、準決勝(7月3日、後楽園)に駒を進めた。

2年ぶりの出場を目指す「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の裕二郎のラフファイトに苦戦をしいられた。凶器のケイン攻撃こそ阻止したものの、急所攻撃をモロに浴びると、ピンプジュースでマットに突き刺される。

それでもタイガースープレックスで反撃に転じ、スワンダイブ式のストンプを発射。最後は「ユナイテッド・エンパイア」に導いてくれた恩人ウィル・オスプレイ(現AEW)の得意技だったオスカッターをさく裂させ、3カウントを奪ってみせた。

トーナメントを勝ち抜けば大会史上最年少でのG1出場となる。準決勝ではKENTAとの対戦が決定済み。帝国の若き超新星は「今日起きたことは、俺が前から『そうなる』と言ってきたことだ。裕二郎に勝った。次はKENTAだ。お前に簡単に勝てるとは思っていない。お前が積み重ねてきたものはみんな知ってるさ。でも、俺は昔の丸藤(正道)みたいだし、今のお前はじいさんだ。俺のG1出場は誰にも止められないんだ」と力強く宣言した。

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