〝浦和のヒデ〟武田英寿が2得点 パリ五輪サプライズ招集論が沸騰「連れていくべき」

〝浦和のヒデ〟こと武田英寿

明治安田J1リーグが22日に行われ、浦和のMF武田英寿(22)が鹿島戦(埼スタ)で驚がくFK弾を含む2得点をマークした。試合は2―2で引き分けた。

武田は0―2と劣勢で迎えた後半31分に投入されると、まずは左足の強烈なシュートでJ1初ゴールを決める。さらに同アディショナルタイムには、左サイドからのFKで相手GKの逆をついてゴール左隅を狙う芸術的なFK弾で劇的なゴールを生み出した。

青森山田高時代から天才と称されて〝浦和のヒデ〟を異名を持つ武田の活躍に、ファンやサポーターも沸騰。ネット上では「後半のシステムチェンジよかった。かなりハマってた。そして武田英寿に助けてもらった試合。彼もパリオリンピックに連れていくべき」「完全に負け試合だったけど武田英寿のお陰で良く追いついた!! イケイケモードになっただけに勝ちきれずに感はあったけど本当によく追いついたと思う 岩政さん、何年か前はパリ世代の代表格だった武田英寿君、もう一度だけ頭の片隅に入れて下さい 正確な左足はきっと武器に…」と今夏のパリ五輪世代ということもあり、本大会へ向けて〝サプライズ招集〟を待望する声が沸騰している。

浦和のヒデが逆転で大舞台へ立つことはあるのか。7月3日に予定されるパリ五輪代表メンバー発表へ期待は高まるばかりだ。

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