バレー男子 東京五輪金・フランスをフルセット撃破!石川祐希「やるべきことをやりきれた」

 日本代表・石川祐希

 「バレーボール男子・ネーションズリーグ、日本3-2フランス」(22日、マニラ)

 すでに決勝ラウンド進出を決めている世界ランク4位の日本は東京五輪金メダルで、同7位のフランスに3-2のフルセットで勝利。通算8勝3敗とし、世界ランクも3位に浮上した。

 日本は序盤からフランスのパワーとコンビネーションに苦戦。第1、2セットを連取された。しかし、石川祐希主将を中心とした攻撃で猛反撃。3セット連取し劇的勝利を飾った。主力の高橋藍が欠場、西田有志も途中から退いた中でチーム最多の33点をマークした石川主将は「五輪で戦うかもしれない相手に、いるメンバーでやるべきことをやりきれた。自分たちの力がついていることが分かった」と、手応えを口にした。

 日本は23日の1次リーグ最終戦で米国と対戦。その後、8チームによる決勝大会(27~30日・ポーランド)に臨む。

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