「史上最もありえないアシストだ」ロナウドの“まさかのお膳立て”に英BBCが驚嘆! 最年長ゴール記録はお預けもアシストのEURO最多記録を更新! 元PL得点王は「本当に利他的だ」

ゴ―ルを決めていれば、EURO史上初の6大会連続弾で、しかも最年長得点記録を更新していた。それだけに、シュートを打たなかった選択に驚きの声が上がっている。

現地時間6月22日に開催されたEURO2024のグループステージ第2節(F組)で、初戦でチェコを2-1で破ったポルトガルがトルコとドルトムントで対戦。3-0で快勝を収め、グループステージ首位通過を決めた。

反響を呼んでいるのが、クリスティアーノ・ロナウドのアシストだ。2-0で迎えた56分、オフサイトぎりぎりで裏抜けしたスーパースターはGKアルタイ・バユンドゥルと1対1となるも、なんとパスを選択。ブルーノ・フェルナンデスが流し込み、勝負を決める3点目を奪った。

誰よりも貪欲にゴールを狙うCR7が披露したまさかのプレーに、英公共放送『BBC』は「史上最もありえないアシストだ」と報じた。

「クリスティアーノ・ロナウドがロングボールに反応し、キーパーをかわすも、EURO記録の6大会連続ゴールを狙う代わりに、ブルーノ・フェルナンデスにパスをした。フェルナンデスは外すはずがない」

【動画】ロナウドが「ありえない」アシスト→ブルーノの追加点
『BBC』のラジオで解説を務めた、元プレミアリーグ得点王のクリス・サットン氏もこう賛辞を贈っている。

「クリスティアーノ・ロナウドは本当に利他的なプレーをした。ロナウドがこれまでのキャリアで何ゴールを決めたかは知らないが、彼の目は光っていたに違いない。左を見てブルーノ・フェルナンデスを見つけ、横にパスを出した」

得点記録はお預けとなったものの、これで通算7つ目のアシストとなり、EUROの最多アシスト記録を更新。ゴールとアシストの両方でトップに立った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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