高校生→プレミア直行…17歳の日本人ストライカー飛躍に韓国注目「スカウトは感銘を受けた」

サウサンプトン加入が決定した高岡伶颯【写真:Getty Images】

サウサンプトン行きの高岡伶颯に注目

日章学園高校(宮崎)の3年生FW高岡伶颯が、来季プレミアリーグに昇格したサウサンプトンへの内定を獲得した。6月19日の発表で明らかとなったが、海外メディアも、日本の17歳FWに脚光を当てている。

超高校級タレントとして注目を集める逸材の高岡。2023年にインドネシアで開催されたU-17ワールドカップ(W杯)で4ゴールを挙げ、日本の決勝トーナメント進出の立役者となった。

イタリア、ドイツ、イングランドと合計で約1か月間の長期遠征に臨むなど、さまざまな経験を積む。5月31日にはJ3テゲバジャーロ宮崎が、高岡が2024年JFA・Jリーグ特別指定選手に承認されたことを発表していた。

サウサンプトンのトライアルにも参加していた高岡は、6月19日に同クラブ内定が決定。18歳の誕生日を迎える来年3月に正式加入する予定となっている。

韓国スポーツ紙「MKスポーツ」も、プレミア挑戦する17歳の日本人に注目。「U-17W杯4ゴールの日本人ストライカーが来年のプレミアリーグに進出」と高岡を紹介し「身長165センチの高岡について、サウサンプトンのスカウトはU-17ワールドカップで感銘を受けたと言われている」と獲得に至った流れをなぞった。

またU-17アジアカップでは1ゴール2アシストを記録したことにも触れ、世界大会で「対戦チームに関係なく活躍できることをアピールした」と、W杯も含めた活躍が評価された点も言及している。

プレミアリーグに挑戦する日本人が増加傾向にあるなか、17歳の若きタレントが今後どう成長するかに、韓国もスポットライトを当てていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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