相馬ブランド、新たに2品認証

マルリフーズ「ごはんのおとも あおさとわさび」(写真上)と中沢水産「平目と生海苔の海鮮ぶっかけ丼」

 相馬市観光協会は、市内の優れた素材や技術を生かした地域産品を認証する「相馬ブランド」にマルリフーズの「ごはんのおとも あおさとわさび」、中沢水産の「平目と生海苔の海鮮ぶっかけ丼」の2品を選んだ。認定証交付式は20日、同市の千客万来館で行われた。

 ごはんのおとも あおさとわさびは1個680円。松川浦産の青ノリで作ったつくだ煮で、アグリ・コア(相馬市)が育てたワサビが入っている。ワサビの茎のしゃきっとした食感が、ふっくらと炊き上げた青ノリを引き立てる。

 平目と生海苔の海鮮ぶっかけ丼は、1個540円。中沢水産の中沢久仁彦さん、由樹さんの兄弟が厳選した常磐もののヒラメ、青ノリなどを甘めの白しょうゆで味付けした。パッケージのラベルには2人のイラストもあしらわれている。

 交付式では、阿部純也営業部長(マルリフーズ)、中沢久仁彦さんに草野清貴会長から認定証が手渡された。阿部部長は「ご飯はもちろん、パンと一緒に味わうなど、さまざまな食べ方を楽しんでほしい」、中沢さんは「パッケージを開けてご飯にかければ、すぐに海鮮丼が出来上がる。夏の暑い時期にもぴったり」と話した。

 今回認定された2品を含め、相馬ブランド認証商品は16品となった。

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