入館者100万人突破 霞ケ浦環境科学センター 細見さん家族に記念品 茨城・土浦

県霞ケ浦環境科学センターの100万人目の入館者となった細見さん家族と八重樫智之センター長(左)=土浦市沖宿町

霞ケ浦の水環境情報などを発信する茨城県霞ケ浦環境科学センター(同県土浦市沖宿町)の入館者が22日、100万人を突破した。同センターで記念セレモニーが行われ、くす玉を割って節目を祝った。

100万人目は同県つくば市の公務員、細見啓介さん(39)家族4人で、八重樫智之センター長や女性職員から記念品と花束が手渡された。細見さんは「小学1年生の長男が生き物が好きで、顕微鏡を使った観察会など、これまで4回ぐらい来ている。まさか、記念の入館者になるとは思っていなかったので驚いた」と笑顔で話していた。

同館は2005年4月に開館し、霞ケ浦の水質や大気を調査研究するとともに、歴史や生物、治水などを紹介する展示室を備える。野外施設では自然観察会なども開く。

八重樫センター長は「子どもたちの環境学習を推進している。来月には、夏休みの自由研究で悩むお子さんを対象に相談会も予定しているので、ぜひ活用してほしい」と話した。

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