ベネズエラが10人エクアドルに逆転勝利、後半から出場の2選手がゴール【コパ・アメリカ2024】

[写真:Getty Images]

23日(現地時間22日)、コパ・アメリカ2024グループB第1節、エクアドル代表vsベネズエラ代表が行われ、1-2でベネズエラが勝利した。

メキシコ代表とジャマイカ代表も同居しているグループB。

前回大会は優勝したアルゼンチン代表の前に準々決勝敗退に終わったエクアドルは、カイセドやインカピエ、重鎮エネル・バレンシアらが先発した。

一方、前回大会はグループステージ最下位での敗退に終わったベネズエラは、ジローナで主力を張ったY・エレーラの他、マチスや重鎮ロンドンらが先発した。

立ち上がりからボールを握ったエクアドルは12分、イェボアが枠内シュートで牽制。そして19分には決定機。左クロスに合わせたパエスのシュートが枠に飛んだが、GKロモの好守に阻まれた。

この一連のプレーでルーズボールに詰めたエネル・バレンシアが相手DFの腹部にスパイクを入れると、VARの末にレッドカードとなり、エクアドルは数的不利となってしまう。

一方、数的優位となったベネズエラはここから攻撃に転じると、33分にはマチスがボレーで牽制。

しかし40分、流れに反してエクアドルが先制する。FKの流れからルーズボールをサルミエントが押し込んだ。

ハーフタイムにかけてはY・エレーラが2度際どいシュートに持ち込んだベネズエラだったが、1点ビハインドで前半を終えた。

迎えた後半、ベネズエラが押し込む入りとなった中、守勢のエクアドルに60分、追加点のチャンス。CKの流れからルーズボールをフランコがボレー。枠を捉えていたが、GKロモの好守に阻まれた。

すると64分、ベネズエラが追いつく。スローインの流れからロンドンのポストプレーを受けたカディスがシュートを蹴り込んだ。

そして74分、ベネズエラに逆転弾。決めたのはカディスと共に後半から出場のベッロ。ロンドンのヘディングシュートはGKドミンゲスの好守に阻まれたが、ルーズボールをベッロが押し込んだ。

これが決勝点となってベネズエラが逆転勝利。10人のエクアドルを下して白星スタートを切っている。

エクアドル 1-2 ベネズエラ
【エクアドル】
ジェレミー・サルミエント(前40)
【ベネズエラ】
ジョンデル・カディス(後19)
エドゥアルド・ベッロ(後29)

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