トム・キムが単独首位で昇格大会初勝利へ 松山英樹は2日連続「69」で後退

松山英樹は3日目に順位を下げた(Andy Lyons/Getty Images)

◇米国男子◇トラベラーズ選手権3日目(22日)◇TPCリバーハイランズ(コネチカット州)◇6835yd(パー70)

悪天候のため午後3時半から2時間50分の中断を経て、日没間際の午後8時半過ぎに第3ラウンドが完了した。単独首位から出たトム・キム(韓国)が6バーディ、1ボギーの「65」とさらにスコアを伸ばし、通算18アンダーで後続に1打差をつけて最終日に入る。

キムは序盤4番でボギーを先行させた直後、5番(パー3)から2連続バーディ。中断後もバーディを重ね、昨年10月「シュライナーズチルドレンズオープン」以来のツアー4勝目に近づいた。

1打差の2位に今季5勝の世界ランキング1位、スコッティ・シェフラー。4月初旬「バレロテキサスオープン」以来の今季2勝目がかかるアクシェイ・バティアも17アンダーで並んだ。

ザンダー・シャウフェレとイム・ソンジェ(韓国)がさらに1打差の16アンダー4位に控える。

43位スタートのキャメロン・ヤングが2イーグル、7バーディ「59」をマーク。PGAツアー史上4年ぶりの1ラウンド50台を記録し、通算13アンダーの10位に浮上した。

5アンダー21位から出た松山英樹は3バーディ、2ボギー。2日続けて「69」で回り、通算6アンダーの34位に後退した。

大会はPGAツアーが今季設定したシグニチャーイベント(昇格大会)の最終戦。出場選手全員が4日間72ホールを戦い、優勝者は賞金360万ドル(約5億6650万円)と、フェデックスカップポイント700ptを手にする。

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