バレーボール男子日本代表、東京五輪金のフランスに逆転勝利 フルセットの激闘制す【ネーションズリーグ】

Ⓒゲッティイメージズ

石川祐希が33得点、宮浦健人が19得点

「バレーボールネーションズリーグ2024予選ラウンド第3週フィリピン大会」に出場している男子日本代表は22日、東京五輪金メダルのフランスと対戦し、セットカウント3-2(17-25、19-25、25-16、25-23、15-10)のフルセットで勝利。通算成績を8勝3敗とし、順位を5位に上げた。

既にファイナルラウンド進出を決めている日本は序盤、相手の高いブロックの前に攻めあぐね、第1、2セットを連取された。それでも第3セットに主将の石川祐希を中心に立て直し、5連続得点などで25-16で取り返すと、第4セットも25-23で奪い第5セットへと持ち込んだ。

最終セットに入っても日本の勢いは止まらず、石川と途中出場の宮浦健人を中心に得点を重ね、15-10で劇的勝利を飾った。高橋藍が欠場し、西田有志も途中交代した中、石川がチームトップの33得点をマーク。途中出場の宮浦健人も19得点と躍動した。

ネーションズリーグは、出場16カ国が8チームずつ2組に分かれて4試合ずつ、計12試合の予選ラウンドに臨み、上位8チームがトーナメント形式のファイナルラウンドに進出する。日本はパリ五輪出場を決めているが、パリ五輪の組み合わせに影響する重要な大会でもある。

世界ランキング4位の日本は、本日23日20時(日本時間)から同5位のアメリカと予選ラウンド最終戦を戦う。今後の日程は以下の通り。

【第3週(フィリピン・マニラ)】
6月23日 19時00分(日本時間20時00分) 日本-アメリカ

【ファイナルラウンド(ポーランド・ウッチ)】
6月27日・28日 準々決勝
6月29日 準決勝
6月30日 3位決定戦・決勝



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