ロシア、ウクライナ南東部と西部のエネ施設を攻撃 作業員2人負傷

Olena Harmash

[キーウ 22日 ロイター] - ウクライナ南東部と西部で22日、エネルギー施設がロシアのミサイルと無人機(ドローン)による攻撃を受け、少なくとも2人が負傷した。当局者が明らかにした。

ウクライナの送電会社ウクレネルゴによると、南東部ザポロジエと西部リビウにある同社施設の設備がこの週2回目となる大規模なロシアの空爆で被害を受けた。ザポロジエでは2人の作業員が病院に運ばれたという。

エネルギー省は「3月以降、敵による電力システムへの8回の大規模な攻撃を受け、エネルギー部門の状況は依然として厳しいままだ」と指摘。ウクライナでは停電が頻発している。

ロシア国防省は、航空機や船舶から発射した長距離ミサイルや無人機により、弾薬庫やウクライナの軍事部門を支えているとするエネルギー施設を攻撃したと発表した。

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