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さて今週も「Game*Spark短歌」のお時間がやってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。歌人はともかく、スパ公はいつもやべぇくらいに元気です。
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本コーナー「Game*Spark短歌」では毎週日曜日に“Totemo tame ni naru kyouyo contents”としてゲーミングなトピックを短歌にしてお届け。ゲーミング歌人が相方のスパ公と共にゲーム業界のすべてがわかる短歌を目標にお届けしていきます。
そんな中、ゲーミング歌人はそろそろ“短歌会”なるものを開きたい様子。そこでGame*Spark編集部に相談したところ、始まりました「天下一短歌会」ッ!ゲーミング歌人と生まれたからには誰でも一生のうち一度は夢見る“世界最強のゲーミング歌人”。今ここに最強の歌人を決めることになりました。
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まず登場したのは、「詠みたいからここまで来たッ!」と語るキャリア一切不明のゲーミング歌人。対するは「バーリ・トゥード(何でもあり)ならこいつが怖い!!」でお馴染みのスパくんです。両者出揃いましたところで、一首詠み始めます。
洛陽の 夏至の文にて 身悶えて
懐かしの日々 衣かえたつ
こちらはニンテンドーダイレクトが放送されたことへの歓びの一首となります。任天堂本社が京都にあるため、ゲーマーにとってなんだか京都は特別な地と言えます。これがもはや世界中全てのゲーマーに言えることだから凄い。筆者も最近、成田空港でポケモンに出発を見送られマリオに帰国を出迎えられたので、なんだかゲーマーとして「日本の入り口と出口がゲームだ!」と感慨深かったですね。ちなみに京都はラーメンが美味い。本当に美味い。
今回のニンダイで歌人が気になったのは『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』とHD-2D版『ドラゴンクエスト III』です。どちらも「リメイク」として一新され再登場(そして発売日決定)! 「リマスターじゃないんですよ!」 とのことで、衣かえたつ(発つ)と詠んだ様子。
リメイク作品は、ファンにとってはもう一度新たな気持ちで遊べるしそもそも“コンテンツが風化しない一手”ということで、歌人はありがたい存在と思っています。……ぶっちゃけ、未プレイの若いゲーマーには「リメイク」と言っても新作とあまり違わないのかなと、年を重ねたことへの切ない気持ちがあります。
関係ないですが、歌人は編集者に「歌人が好きっていう海外アーティスト、『Life is Strange 2』ではもう懐メロ扱いされてるよ?」と言われたダメージを引きずっています。新曲も出たし「Justice(2003年結成)」はまだ古くないんだが?
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FATALITY! さて、残念ながら歌人はスパくんに負けてしまいました。歌人曰く「フェイントを織り込み、噛みつきフィニッシュへ繋げる連携が強かった」とのこと。ダウン後も残虐ファイトを喰らっていたゲーミング歌人たちの地獄絵図はさながら『モータルコンバット』……ここで辛うじて息のあった歌人にもう一首頼みます。今度は土曜のインディーゲームイベント「TOKYO SANDBOX 2024」を選んだとのこと。
インディーの 眩しい想いに 好きを識る
梅雨の雷 曇りを晴らして
「TOKYO SANDBOX 2024」は6月22日に開催。しかしこちらに限らず、インディーゲームイベントの隆盛でゲーム文化もまた新しい展開を見せています。インディーゲームは開発者の「好きなもの」を形にしたもの。これは遊ぶ側にも似たことが言えます。インディーゲームイベントに参加してみれば、「メジャーではないけど自分には深くぶっ刺さって好き!」と思えるゲームがきっとあるはずです。
「好きな人が好きなゲームに出会えること」は、ゲーマーにとって本当に大事なこと。歌人は昔PSPで展開されていた『煉獄』シリーズが好きでしたが、時代の波に飲まれ存在感が薄れたため、続編と出会うことはないでしょう。だけれど今でも覚える「自分にとっての名作」です。
7月には京都で「BitSummit Drift」も行われます。ぜひ様々なイベントに足を運び(あるいはGame*Sparkの記事などで)“自分の好きを思い出せる作品”を探してください。
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……スパくんに破れた歌人がGame*Spark編集部の地下にある格闘場を追い出されさまよっていると、奇妙なポータルを編集部の裏手に発見。どこか海外に繋がっている様子です……! 「せめてワンボタン瞬獄殺くらい使えないとスパくんには勝てない」と思った歌人は、ポータルに映る謎のライオンを倒しに海外に向かいました。
マジで海外進出しちゃうゲーミング歌人が、この一週間で話題になったトピックで一首詠む“短歌企画”は連載企画ですので、普通に来週も開催されちゃいます。
公開するもしないも歌人次第ではありますが、読者の皆様もぜひコメント欄にて今週のゲームトピックに関する思いのたけ、叫び、影の地での絶望などを短歌としてしたため、ぶつけてみてください。
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