100円ショップを上手に使って節約したい! 「買った方がよいもの」は?

100円ショップの需要は高まりつつある

株式会社帝国データバンクの調査によると、100円ショップ大手4社の店舗数は年々増加傾向にあり、2023年3月末時点では9000店舗前後に達する見込みとのことです。2012年度(5887店舗)と比較して3100店舗ほど増加すると予測できます。

さらに、100円ショップにおける一人あたりの平均支出額(2022年度)は、月に665円とのことです。こちらも店舗数同様に年々増加傾向にあることから、今後も100円ショップの需要は高まると予測できるでしょう。

100円ショップで購入すべき商品3つ

100円ショップの魅力はなんといってもその安さと店舗の多さでしょう。節約のために100円ショップを利用するなら、特徴を掴んで失敗のない買い物をすることが大切です。購入すべき商品と避けるべき商品の特徴を知っておきましょう。

節約のために100円ショップで購入しても損をしないと考えられる商品は次の3つです。

__・消耗品
・子どもが遊びに使うクラフトグッズ
・季節商品__

消耗品には、キッチンのゴミを捨てるネットやメラミンスポンジなどがあります。また、掃除用の使い捨てのスポンジや便利アイテムなども、消耗品として購入しても損をしないでしょう。

お子さんがいる家庭では、遊びに使う折り紙や紙コップといったアイテムは、100円ショップで揃えると費用をおさえられる可能性があります。さらに、ハロウィンやクリスマスに活躍する季節商品も、1シーズンしか使わないのであれば100円ショップの商品で揃えることがおすすめです。

節約のためには100円ショップでの買い物は選び方が大切!

100円ショップに入ると、豊富なラインアップに購入意欲が湧いてしまうかもしれませんが、自分が本当に必要かどうか見極めて選ぶことが大切です。安いからといって、必要以上に購入したり、いつか使うかもしれないと買いだめしたりしていては、節約からはほど遠くなってしまいます。

消耗品や使用頻度が少ないもの以外は、100円ショップ以外のお店のものと比較して買うようにしましょう。ですが、やはり100円という安さは魅力的です。自分に必要なものだけを選んで購入することができれば、長い目で見たときに大幅な節約効果が出ていることが考えられ、結果として生活が豊かになる可能性が高まるでしょう。

出典

株式会社帝国データバンク 特別企画:「100 円ショップ」業界動向調査

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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