「ホルモン」ナヲが「友達のバンド」の〝中抜き被害〟を証言 SOPHIA松岡も同調

「マキシマム ザ ホルモン」のナヲ

フジテレビ系「ワイドナショー」が23日放送され、シンガー・ソングライターのaikoの〝育ての親〟だった被告の公判を取り上げた。

aikoの事務所に約1億円の損害を与えたとして、会社法違反(特別背任)の罪に問われた事務所元取締役の千葉篤史被告の公判が18日、東京地裁であり、aikoが千葉被告に「洗脳されていた」などと証言した。千葉被告はツアーの販売グッズを本来より高い代金で知人側から仕入れ、水増し分でブランド品の購入にあてたとされる。本人は無罪を主張している。

「マキシマム ザ ホルモン」のナヲは「バンドでも結構ある。友達のバンドでもそうだった。結構ありますよね?」と水を向け、SOPHIAの松岡充はうなずく。

ナヲは「だいたいおカネで(中抜きを)やっていく人がいる。このバンド、結構売れているなってイメージで、事務所の社長はいいクルマに乗っていてもメンバーはまだバイトしていたの?って」と証言。そういったケースを「いくつか知っている」と複数あったという。

「aikoさんは一人(で活動している)。バンドだとメンバーで集まって(資金管理などが)おかしくない?って話ができるけど」とaikoに同情を寄せた。

松岡はaikoについて「彼女がデビューする前から知っている」とかねて親交がある。

音楽活動において「おカネ勘定(優先)で活動はできない」と指摘し、支えるスタッフの重要性に触れる。「一緒にのし上がってきた仲間と思っていた人に任せきりはしょうがない」とaikoを思いやった。

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