23年度北海道内の公立小中高校で教員7人が体罰 体罰以外の性的行為など不適切な行為は4件 北海道教育委員会

北海道教育委員会は、道内の公立学校で2023年度起きた体罰の実態調査の結果を公表しました。

調査は札幌市を除く道内の公立小中高校、特別支援学校に通う児童生徒と教職員らおよそ46万人を対象にアンケートを実施しました。
およそ23万人が回答し、2023年度は7校で教員7人が児童生徒合わせて7人に体罰を行ったことが確認されました。
いずれもすでに道教委に報告されているもので、道教委は一部の教員に懲戒処分を行っています。
被害内容は「たたく」が3件、首を押さえつけるなど「その他」が3件、「たたく蹴るなど」が1件です。
これらの体罰で、児童生徒にけがはありません。
道教委は「校内研修を複数回実施し、再発防止の徹底に取り組む」としています。

また体罰以外の不適切行為(性的行為、セクシャルハラスメント、名誉棄損、脅迫など法令違反)は、4件あったと明らかにしました。

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