子宮頸がんを予防するワクチンなどについて正しい知識を身につけてもらおうというイベントが、23日高知市で開かれました。
「がんスタディDAY」と題したこのイベントは子宮頸がんに対する関心が低い若い世代に予防ワクチンなどについて正しく知ってもらおうと、県が初めて開いたものです。
会場の高知市のイオンモール高知では医師や経験者によるセミナーや無料検診などが行われ、健診を予約していた女性たちが次々とブースを訪れていました。
県によりますと国内では、年間およそ1万人が子宮頸がんと診断されこのうち3000人が亡くなっています。
16歳から26歳までの女性は子宮頸がんを予防するHPVワクチンを来年3月末まで無料で接種できますが、接種はあわせて3回必要で完了するまでに6か月間かかります。
ワクチンを無料で3回接種するためには9月末までに1回目を受けることが必要です。
訪れた人たちは子宮頸がんなどについて学びを深めたようでした。