夏の牧場へ人と家畜が大移動 中国内モンゴル自治区

夏の牧場へ人と家畜が大移動 中国内モンゴル自治区

 【新華社フフホト6月23日】中国内モンゴル自治区赤峰市に広がるアルホルチン草原では毎年6月中旬、複数の集団に分かれた牧畜民が牛や羊を追いながら冬営地を出発し、数十キロから100キロ離れた六つの夏営地へと段階的に移る。今年は1200世帯余りと家畜12万8千頭が移動する。

 同草原の遊牧は現在世界で唯一のモンゴル族の特色を持つ草原遊牧システムで、2022年5月に国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定された。(記者/彭源、任彦逸)

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