![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1177589198037828289/origin_1.jpg)
バスケットボール男子日本代表が23日、国際強化試合オーストラリア戦(北海きたえーる)に臨み95―95と引き分けに終わった。
終盤に逆転された日本だが、試合終了間際に河村勇輝(横浜BC)が起死回生の3点シュートを決めるなどチーム最多28得点の大活躍。なんとか同点に追いついて試合終了となった。
ただ、世界ランキング26位の日本に対してオーストラリアは同5位と格上ではあるが、相手の主力である米プロバスケットボールNBAメンバーは入っておらず、国内リーグの一部主力すらも入っていない〝3軍〟。パリ五輪本番では、NBAメンバーはオーストラリアでは10人が候補入りしているが、日本は八村塁(レイカーズ)と契約上は6月までNBA扱いの渡辺雄太のみ。日本はベストメンバーに近い状態で〝3軍〟のオーストラリアに前日は負けるなど苦戦を強いられたこともあり、ファンの間からはパリ五輪へ向けて悲観ムードが広がっている。
SNS上では「オーストラリア3軍とかなんやろうけどいい選手多すぎる」「NBA選手がいないオーストラリア相手にこれでは厳しい」「NBA選手は契約上この時期に代表戦を行えないからオーストラリアは育成のために若手中心のB代表な訳です それに勝てない時点で五輪はキビしいですね」と本番に向けて厳しい声が続出している。
日本は本番までにチーム力を改善できるのか。厳しい現実を突きつけられるオーストラリアとの強化試合となった。