第26回上海国際映画祭「金爵賞」各賞を発表日本作品『きみの色』も受賞

山田尚子監督の『きみの色』が、「金爵賞アニメーション最優秀作品賞」を受賞した。

22日夜、第26回上海国際映画祭の最高賞である「金爵賞(ゴールデンゴブレット賞)」の授賞式が上海大劇院で開催され、各部門賞が発表されました。

金爵賞の最優秀作品賞は、カザフスタンの映画『離婚』(THE DIVORCE)が受賞しました。同映画は最優秀女優賞も受賞しています。審査員賞はアルゼンチンの映画『Adulto』、最優秀監督賞はグルジアとロシアの合作映画『Snowflakes in my Yard』、最優秀脚本賞は中国映画『ハリネズミ』、最優秀男優賞は中国映画『サンシャインクラブ』主演の黄暁明さん、最優秀撮影賞は中国本土と香港の合作映画『一人の男と一人の女』、芸術貢献賞はイラン映画『The Wasteman』がそれぞれ受賞しました。

このほか、最優秀ドキュメンタリー賞には中国のドキュメンタリー映画『胡おばさんの花園』、アニメーション部門最優秀作品賞には日本の山田尚子監督の『きみの色』、最優秀短編アニメーション作品賞には中国のアニメ映画「この馬を殺して」(Kill the Horse)、最優秀短編実写映画賞にはイスラエルの『The Event Horizon』が選ばれました。

今回の映画祭は、5大陸105の国と地域から3700本を超える作品の応募があり、選考の結果、29の国と地域から50本の映画が金爵賞の5部門にノミネートされました。

上海国際映画祭は6月14日から、10日間にわたって開催され、23日に閉幕しました。(提供/CRI)

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