女子ゴルフ5位浮上の安田祐香、細身ゆえに明かした心配事「結構、腕に…その怖さはあります」

安田祐香【写真:Getty Images】

アース・モンダミンカップ第4日 降雨で最終Rは月曜日

女子ゴルフ国内ツアーのアース・モンダミンカップ第4日が23日、千葉・カメリアヒルズCC(6688ヤード、パー72)で開催された。降雨によるコースコンディション不良のため第3ラウンド(R)開始が午後1時に変更され、前日未消化分の第3Rのみを実施。明日24日、大会4年ぶりに「月曜最終R」を行うことになった。その状況下、安田祐香は残り10ホールを2バーディー、ボギーなしで乗り切り、第3Rを69でフィニッシュ。通算8アンダーとし、第2Rの7位から5位に浮上した。首位は小祝さくらで通算15アンダー。2位に6打差をつけている。

安田は9番パー3からのスタート。池が絡む今大会では最難関のホールで、安田自身も「いやらしいホール」と警戒していた。その意識がマイナスに働いたのか、ボールはグリーンの左へ。ピンまで25ヤードを残したアプローチは1メートルに寄り、ここから慎重にストロークしてパーをセーブした。

「それは大きかったです。10番も2~3メートルだったんですけど、パーセーブできて良かったなと思います。こうしてミスをリカバリーできているのも、最近の良いスコアの要因かなと思います」

安田は2000年度生まれのプラチナ世代。ただ、ツアー未勝利で優勝を重ねている同期の古江彩佳、西村優菜、吉田優利らとは差をつけられている。シード選手として迎えた今季は、前週を終えてメルセデス・ランキング43位。5月のブリヂストンレディスオープンの7位以降は5試合で予選落ち1度だけと「いい状態」でいる。

一方で細身の安田は“心配事”も口にした。コースのラフが深いことだ。

「結構、腕にきています。その怖さはあります。まだ、大丈夫なんですが」

国内ツアーでは、2021年日本女子オープン以来の「月曜最終R」。今大会に限っては20年大会以来4年ぶりになるが、安田は「実はそれがプロデビュー戦でした。同じ大会でまたそんなことが起きるんだって感じです」と実感を込めた。

20年大会は28位で138万7200円を獲得。23歳になった安田は首位と7打差から出て、4年間の成長を示す。

THE ANSWER編集部

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