歩道に頭部のない猫、神戸 刃物で切断か、捜査

兵庫県警察本部=神戸市中央区

 23日午前7時55分ごろ、神戸市北区ひよどり台南町2丁目の歩道で、頭部のない猫の死骸が見つかった。神戸北署によると、鋭利な刃物で切断されたとみられ、署は動物愛護法違反の疑いもあるとみて、付近の防犯カメラを確認するなどして捜査している。

 猫は雄の成猫で、首から尻尾までの体長は約40センチ。頭部は見つかっておらず、死後1日以内とみられる。署員が現場に到着した際は降雨で歩道がぬれていたが、周囲に血痕は確認できず、別の場所で切断後に運ばれた可能性もある。近くに住む70代男性が、歩道に横たわった状態の猫を見つけて110番した。

 現場は神戸電鉄有馬線鵯越駅から南西に約2キロの住宅街。

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