「“まだ早い”の考えなくす」水害に備え総合防災訓練 住民が避難するまでの手順を確認【新潟・見附市】

出水期に入り、水害への注意も必要となる中、住民の防災意識を高めるため、23日に新潟県見附市で防災訓練が行われました。

見附市で行われた総合防災訓練。

水害や土砂災害を想定して行われ、堀溝地区では約40人の住民が参加しました。

この堀溝地区は2004年7月13日に発生した7.13水害で、土砂崩れや刈谷田川の堤防の決壊によって道路が通行止めとなり、地区の住民が一時孤立状態となりました。

23日の訓練では防災無線やメールで避難情報を受け取った住民が避難するまでの手順などを確認しました。

【見附市堀溝地区 菅井佐利地区長】
「雨が降り出したときに『まだ早い』『まだ避難しなくていい』という考えをなくし、いち早く避難することが大事」

また、市役所では災害対策本部の運営訓練が行われ、水害への備えについて改めて確認していました。

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