10歳未満の娘の顔面を踏みつけ…発覚の端緒は“虐待の疑いがある”児童相談所からの通報、娘は右目内出血のけが 傷害容疑の35歳男「やりすぎた」

傷害容疑で35歳の男を逮捕、取り調べている札幌白石警察署

12日午後、札幌市白石区で、同居する小学校低学年の娘の顔面を踏みつけるなど暴行を加え、けがをさせたとして35歳の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区北郷6条10丁目に住む35歳の運送業の男です。
男は、12日午後6時15分ごろから13日午前8時25分ごろまでの間に、自宅で10歳未満の小学校低学年の娘に対し、顔面を踏みつけるなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
被害にあった娘は、右目の周りが腫れ、内出血するけがをしました。
警察によりますと、13日午後、児童相談所から警察に「児童虐待の疑いがある」などと連絡を受けて、裏付け捜査を進め、23日午前、男を逮捕しました。
警察は、詳しい家族構成を明らかにしていませんが、事件当時、男の自宅には男の妻と被害にあった娘がいたということで、事件が発覚した後は、男は家族と離れて暮らしていました。
取り調べに対し、35歳の運送業の男は「やりすぎた」などと供述し、容疑を認めているということです。
警察はこの家族について、過去にトラブルや相談歴があったかどうかは捜査中としています。
男の暴力が日常化していなかったかなど、警察は事件の経緯を詳しく調べています。

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