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市内に酒蔵を持ち、県内でも有数の酒どころの加須市で23日、酒米の一種である山田錦の豊作を願い、田植え式が行われました。
田植え式は、加須市酒米生産者協議会が地元の酒蔵でも使われている山田錦の豊作を願って数年前から毎年この時期に行ってるもので、23日は加須市の角田守良市長や3年前から田植え式に参加している平成国際大学女子硬式野球部の部員らが参加しました。
また、地元の山田錦を使用している市内の酒蔵「釜屋」では、ことしフランスで開かれた日本酒のコンクール「KURAMaster」で「加須の舞」が金賞に、平成国際大学女子硬式野球部が製造に携わった「明軽」が金賞より上のプラチナ賞に認定されたということです。
協議会によりますと、去年は8月の猛暑の影響で半分以上の米が酒造りに適さなくなってしまったということでことしは田植えの時期を分散させるなどの対策を取るということです。
参加者は、冷たい水が張った田んぼの中で手際良くイネの苗を植えていきました。
23日植えたイネは、11月ごろに収穫される予定です。