広島県内に大雨警報発令 24日にかけ激しく降る地域も

きのう梅雨入りした広島では、きょうも雨が降り続いていて、大雨警報も発令されています。
また、土砂災害の危険性が高まっているとして尾道市の一部地域に避難指示、安佐南区の一部地域に高齢者等避難が出されています。

日本海にある梅雨前線の影響で、県内では断続的に雨が降り大雨警報が発令されています。
広島市ではけさから傘をさして歩く人たちの姿が見られました。
気象台によりますと、降り始めから午後4時までの降雨量は北広島町八幡で144・0ミリ、三次市君田で139・5ミリとなっています。尾道市因島土生町では、地鳴りのような音がすると消防に通報があり、一部地域に避難指示が出ています。そのほかにも広島市安佐南区の一部地域では、高齢者等避難が発令されました。あすにかけて、梅雨前線は本州付近を南下する見込みで、ところによってはこれから雷を伴って激しく降るとみられ、土砂災害や浸水、河川の増水に注意が必要です。この雨により、JRは福塩線と木次線の全線と芸備線の三次駅から岡山県にある新見駅の区間で運転を取り止めています。あすは一部の路線で始発から運転を見合わせる可能性があるということです。

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