楽天4年目左腕がトップタイの6勝目 オリ新人右腕はNPB記録の快挙…23日のパ・リーグ

楽天・藤井聖【写真:小林靖】

ロッテ・ソトが鷹・オスナから7号3ランも…試合は引き分けに

京セラドームで行われたオリックス-西武は、4-1でオリックスが勝ち、カード勝ち越しを決めた。先発のルイス・カスティーヨ投手は7回4安打1失点と好投。3番手でマウンドに上がった古田島成龍投手は、この日も無失点に抑え、デビュー登板からの連続無失点記録を「22」に伸ばし、新人記録に並んだ。

西武は、ここまで今季未勝利の高橋光成投手が先発するも3回までに5四球を与え2失点。制球に苦しみ、今季初勝利はまたもお預けとなった。

エスコンフィールドで行われた日本ハム-楽天は、6-2で楽天が勝利した。楽天は4回、辰己涼介外野手の2号ソロで先制。5回には小郷裕哉外野手の適時三塁打などで3点を奪い主導権を握った。先発した4年目の藤井聖投手は6回1失点。要所を締める投球でリーグトップタイの6勝目をマークした。

日本ハムは先発・加藤貴之投手が5回4失点と誤算。打線は10安打を放つも、3併殺が響き楽天投手陣を攻略することができなかった。

みずほPayPayドームで行われたソフトバンク-ロッテは、6-6の引き分けに終わった。ソフトバンクが2点リードで迎えた9回、ロベルト・オスナ投手がネフタリ・ソト内野手に7号3ランを被弾。守護神が逆転を許したがその裏、同点に追いつき延長戦に突入。10回以降は3投手の継投で無得点に抑えた。

ロッテは、先発のCC・メルセデス投手が7回5失点も終盤に攻撃陣が粘りを見せた。ソトが逆転の3ランを含む3安打の猛打賞、岡大海外野手と佐藤都志也捕手が2安打をマークした。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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