松山西Aと今治西伯方が全国へ 俳句甲子園松山大会、県内11チーム熱戦

俳句甲子園の全国大会出場を決め、喜ぶ今治西高伯方分校のメンバー=23日午後、松山市湊町7丁目

 高校生が1チーム5人で俳句の出来栄えや鑑賞力を競う「第27回俳句甲子園」の松山大会が23日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであった。松山西Aと今治西高伯方分校が優勝し、8月に松山市で開かれる全国大会出場を決めた。敗退チームは27日に発表される投句審査枠での出場に望みを託す。

 大会は実行委員会主催。県内10校11チームが2会場に分かれてリーグ戦と決勝を戦った。兼題はリーグ戦が「長閑(のどか)」「蝌蚪(かと)」「薊(あざみ)」、決勝は「風車」。各チームが事前投句した3句を披露し、作句の狙いや相手句への質疑などを通して言葉の熱戦を繰り広げた。

© 株式会社愛媛新聞社