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お笑いコンビ「ロザン」菅広文が23日、ユーチューブ「ロザンの楽屋」を更新。日テレ系チャリティー番組「24時間テレビ47」の放送について疑問符をつけた。
同番組は昨年11月、寄付金の着服が発覚。総合司会を務める水卜麻美アナウンサーが20日、生放送で謝罪し「皆さまからの寄付金を責任を持って届けるため、外部の弁護士を交えた対策チームと共にに再発防止策を作り、今後、皆さまに信頼していただけるように努めてまいりたいと思ってまいります」と伝えていた。
このニュースに菅は「局が決めることやし、われわれが何か言うのはおこがましいことなんですけども」と前置きし「個人的な認識とすると『今年はやらんでもよかったんじゃないかな』と思うんです。今年はやらずに、テレビは視聴者のものやと思うので、視聴者がどういうふうな受け止め方をするかというのを、今年見るという式に変えてもよかったのかなと思うのよ」と素直な気持ちを語った。
相方の宇治原史規が「そういうことはあったけども、やったほうがいいという声が大きければ、体制をきちんとしてやり直すとか?」と応じると、菅は「そうそう。やっぱり『一回やめときます』っていう、引き算の美学じゃないけど」とうなずいた。
さらに菅は準備に長期間かかる大型番組で、局としても苦渋の決断だっただろうと指摘しつつ「ただ一般の視聴者からしたら、『がんばれ!』っていう人がどれぐらいいるのかな?と思うところがある。要は寄付金が着服されたじゃないですか。何で着服されたんだ?と。これを防止するにはこうすればいいんだ、という話が僕が見てる限りはあまり出てないのよね」と表情を曇らせた。
宇治原が「そこをもっと全面に出していかないと、やるなら」と相づちを打つと、菅は「今後は絶対あり得ないです、こんなことは。だってこれ〝肝〟やん。番組のコンセプトの〝肝〟やん。核心部分が良くなかったとなったわけやん。これってなくなってもおかしくないと思うねん」と危機感をあらわに。
その上で「さすがに『こういう防止策を取ります』というのはいると思う。これは臆測やけど、(防止策が)なかったんちゃうかな? 正直、穴がありすぎるんやと思う」と推測していた。