【移籍】ハノーファーが韓国の彗星イ・ヒョンジュをバイエルンから獲得。室屋成とチームメイトに

今季は2部ヴィースバーデンで中心選手として活躍。

ドイツ・ブンデスリーガ2部ハノーファー96は6月23日、韓国U-23代表のイ・ヒョンジュ(Lee Hyun-ju)を同1部バイエルン・ミュンヘンから1年の期限付き移籍で獲得したと発表した。クラブは買い取りオプションが付帯されたことも明らかにしている。

21歳のイ・ヒョンジュはトップ下、左ウイングを主戦場にする韓国出身のアタッカーだ。浦項スティーラースの育成組織を経て、2022年1月からバイエルン下部組織でプレー。そして2023-24シーズンは同2部SVヴィースバーデンにレンタルされて、中心選手として31試合・4得点を記録した。

ハノーファーのマーカス・マン・スポーツディレクター(SD)はクラブ公式サイトで、「エキサイティングな若手であるヒョンジュは、特に中盤のセンターで選択肢を増やしてくれるでしょう。彼はスピードがあってテクニックも長け、ハイレベルなゲームインテリジェンスを備えている。ゲームで上手くやってくれるはずです」と期待を寄せている。

イ・ヒョンジュはパリ・オリンピックへの出場を逃したU-23韓国代表の主力としてプレーしてきた。30歳になった元サッカー日本代表の室屋成(Sei MUROYA)も所属するハノーファーで、韓国の彗星が輝きを放つことができるか。クラブの目標である1部リーグ復帰に向けたキーパーソンとなる。

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