佐藤市長が6選出馬へ 近く緊急会合で表明 秋の宇都宮市長選挙

とちぎテレビ

11月の任期満了に伴い行われる次の宇都宮市長選挙に佐藤栄一市長(62)が、6選を目指し出馬する方向で調整していることが分かりました。関係者に出馬の意思を伝えていて週明けにも開く後援会の会合に図った後、正式に表明するとみられます。

佐藤市長は2004年の市長選挙で初当選し、現在5期目です。6選を果たせば市政史上最多当選となります。

佐藤市長はこれまで、福田富一知事が次期知事選への意向を明らかにした後、自身の進退について表明する考えを示していましたが、先週21日の福田知事の出馬会見で、福田知事が佐藤市長の続投を希望したことや、LRTのJR宇都宮駅西側への延伸に向け、来年度にも国に申請を行う時期に入ることなどから、6選出馬を前向きに考えたと見られます。

佐藤市長は取材に対し、「後援会や関係者の皆様とまだ話が出来ている段階ではないが、今週中に次の選挙に向けて考えを明らかにしたい」と話しています。

宇都宮市長選挙を巡っては元つくば市副市長の毛塚幹人氏・33歳が今月11日、立候補を表明していて、選挙戦は確実な情勢です。また、立憲民主党県連が8月末までに独自候補の擁立を目指している他、日本維新の会県総支部も候補者擁立を模索しています。

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