ハンセン病療養所 ボランティアを ゆいの会、7月に養成講座

 瀬戸内市の国立ハンセン病療養所・長島愛生園、邑久光明園で活動する「ハンセンボランティア『ゆいの会』」(事務局・岡山市)は、7月6、13の両日に開くボランティア養成講座の参加者を募っている。

 6日(午後1時~4時40分)は同市北区南方のきらめきプラザで、同会長の近藤剛弁護士と愛生園の山本典良園長からハンセン病問題の歴史などを学ぶ。13日(午前10時半~午後3時半)は愛生園の入所者と交流し、患者が最初に入った収容所や、逃げ出した人らを閉じ込めた監房跡など隔離の歴史を伝える建造物を見学する。

 先着20人。参加費千円(大学生以下500円)。6月28日までに事務局の山本勝敏法律事務所(086―234―1711)に申し込む。

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