立憲民主党の野田佳彦元首相は23日、茨城県土浦市で講演し、次期衆院選を巡り、自民党の裏金事件で政治資金収支報告書の不記載があった議員の選挙区に対立候補を擁立するべきだとの考えを示した。自民の内部処分は不十分だとして「反省のない人に有権者が処分を下さないといけない。全国の裏金議員に候補者をぶつけるのが立民の役割だ」と語った。
通常国会で成立した改正政治資金規正法は「改革の名に値しない。ゼロ点だ」と批判。自民が法改正に関する協議を野党各党に呼びかけなかった点も問題視した。
自民裏金議員の対抗馬擁立必要 立民野田氏、衆院選巡り
- Published
- 2024/06/23 21:29 (JST)
- Updated
- 2024/06/23 21:36 (JST)
