三代目JSB今市隆二 オーディション100個の過去を明かす 「落ちすぎて逆に“落ち慣れ”してました」

三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのボーカルでソロとしても活動する今市隆二が6月21日深夜放送の『バズリズム02』に出演。メジャーデビューを果たすまでの過酷なオーディション三昧の日々を明かした。

23歳で三代目JSBのボーカルオーディション(『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 2 ~夢を持った若者達へ~』)に合格しメジャーデビューを果たした今市だが、実は20歳のときに初めてEXILEのオーディションに参加し不合格だった過去があった。

当時のことについて今市は「そもそもオーディションを受けるっていうことがこっぱずかしい感覚があったんですけど、EXILEが好きだったんで受けてみようって」とそのキッカケを説明。かなり自信があったらしく、当時圧接工として働いていた職場の同僚や親方にも「“もうEXILEになるんで”ぐらいのことを言っちゃってたんですよ」と豪語していたようだが結果は不合格。「悔しかったですね」と語った。

番組MCのバカリズムから「(EXILEのこと)どれぐらい好きだったんですか?」と問われると、「全部の曲のCD買ってますし、特にATSUSHIさんの歌声がすごい好きだったりもしたので、ATSUSHIさんの当時坊主にライン(というヘアスタイル)を真似してサングラスもかけて」いたといい、「オタクとかマニアぐらい」と心酔ぶりを明かした。

それだけに、「不合格になってから、より真剣になろうっていうスイッチが入って」と語り、音楽スクール『ヴォーカルアカデミーオブ東京』に入学し。ボイストレーニングを開始、この不合格があったことでハートに火が付いた、と振り返った。

そこから「オーディションを100個ぐらい」受けたという今市。他にも「ウルトラマンとか仮面ライダーとか、ちょっと演技もあるようなものも受けたり、それこそ『劇団EXILE』の立ち上げの時のオーディションも受けましたね」と語った。

働きながらレッスンを受ける日々について、バカリズムから「忙しかったんじゃないですか?圧接工をやってレッスン(行って)」とたずねられると、「朝8時前に現場に入って、8時からラジオ体操して、仕事始まって夕方5時まで働いて、家帰って着替えてそのまま(ボイトレに)行くんで、(家に)帰ってくるのが夜9時ぐらい」と明かした。

そして、「諦めようとは思わなかったんですか?」という問いには、「思わなかったですね。もう落ちすぎて逆に“落ち慣れ”してたんで」と返す一方、「(地元の)一つ上の先輩がいて、その人が“こういうオーディションがあるぜ”と教えてくれたり、“お前の歌が世界一だから”ってずっと言ってくれてて、その人のおかげでモチベーションを保てたのもあったかもしれないです」と23歳でリベンジを果たすまでの間に、支えてくれた人々に感謝を述べた。

写真提供:(C)日テレ

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