佐野航大選手にトップ技術学ぶ 岡山で小学生サッカー教室

佐野航大選手(中央)とミニゲームをして楽しむ児童ら=シティライトスタジアム

 サッカー男子U―23(23歳以下)日本代表の米国遠征メンバーで、パリ五輪出場を目指す元J2ファジアーノ岡山のMF佐野航大選手(20)=津山市出身、NECナイメヘン=によるサッカー教室が23日、岡山市のシティライトスタジアムであり、岡山県内の小学生約120人がオランダ1部リーグで活躍するトップ選手の技術を学んだ。

 ボールを蹴る、止めるといった基礎から練習した。佐野選手はパス交換で「トラップの時は軸足が棒立ちにならないようにステップを踏んで」とアドバイス。ドリブルでは「進む角度を変えると相手を抜きやすくなるよ」とこつを伝えた。ミニゲームも行い、華麗なシュートを決めると子どもたちから歓声が上がっていた。

 倉敷南小6年の男子児童(12)は「テレビの中の人と一緒にプレーできてドキドキした。パスやトラップの勉強になった」と興奮気味に話した。

 教室は、佐野選手の帰岡に合わせ、イベント会社のS・K・Y、県サッカー協会フットサル委員会、山陽新聞社が主催した。

子どもたちにアドバイス
身振り手振りを交えて指導
子どもたちと一緒に体を動かす佐野選手
ミニゲームでボールをキープ
参加者と記念写真

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