日本が誇る天才シューター・富永啓生、日本代表に懸ける情熱を綴った自叙伝の内容

日本が誇る天才シューター、富永啓生がアメリカ挑戦の話を軸に日本代表に懸ける情熱や家族の大切さを綴った自叙伝『楽しまないともったいない』(ダブドリ)が、7月17日(水)に発売される。

2018年のウインターカップで平均39.8得点という驚異の数字を残し、大会得点王となった富永啓生選手。その後はアメリカ留学を決断し、コミュニティ・カレッジのレンジャー・カレッジを経て、NCAAディビジョンⅠのネブラスカ大学に転入した。

本書はそんな富永選手がネブラスカでの挑戦を軸に、日本代表に懸ける情熱や家族の大切さなどを綴った初の自叙伝となる。最終的にはエースとしてネブラスカ大学をカレッジバスケ最高峰の舞台NCAAトーナメントに導いた富永選手だが、そこまでの道のりは平たんではなかった。

失意に終わった加入初年度から翌年の躍進の裏で何が起きていたのか。エースとなった最終学年に、どのようにして全米1位のパデュー大学を倒したのか。こうしたアメリカにおける成長物語と、幼少期やウインターカップ、ワールドカップなどのエピソードが交差することで、天才シューター富永啓生の思考を立体的に理解することができる。

パリでの活躍、そして日本人4人目のNBA選手となることが期待される富永選手を、より深く知ることのできる本書。バスケファン必読の一冊だ。

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