杉咲花、“あぶ刑事”舘&柴田からのメッセージに感動 「こんなことってあるんだなと」

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俳優の杉咲花さん(26)が22日、主演映画『朽ちないサクラ』の公開記念舞台挨拶に登場しました。イベントでは、舘ひろしさん(74)と柴田恭兵さん(72)からのサプライズメッセージが披露されました。

映画は、柚月裕子さんの同名小説が原作のサスペンスミステリー。杉咲さん演じる県警の広報職員・森口泉が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、真相に迫っていく物語です。

本作のメガホンを取った原廣利監督は、現在公開中の映画『帰ってきた あぶない刑事』でも監督を務めています。その縁から昭和、平成、令和と3つの時代をまたにかけて活躍する最強バディ・タカとユージこと、舘ひろしさんと柴田恭兵さんからのサプライズメッセージが読み上げられました。

舘さんからは「ひとりの人間としての正義と警察組織としての大義。杉咲花さん演じる主人公・泉の勇気、まっすぐな眼差しが素晴らしかった。混沌とした時代だからこそ、正義を貫くことの大切さを改めて感じることができました」とのメッセージが。柴田さんからは「間違っても、ハーレーとショットガンで事件を解決しないように、と願います。原監督なら、『帰ってきた』の時と同じように、スタッフみんなと「いい作品撮るぞ」という空気を作り上げて、これからも素敵な映画を生み出していくと思います」とコメントが寄せられました。

メッセージを聞いた原監督は「本当に嬉しいです。泣きそうです。皆さんとつくったものが垣根を越えて、こうやって観ていただけるというのはすごく光栄なこと。本当にやって良かったなと思います」と喜びをコメント。杉咲さんも「こんなことってあるんだなと。でもそれは監督のお人柄だったり、積み重ねてきたものが作品を越えたところでつながったんだなと思い、感動しました」と語りました。

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