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<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日◇23日◇サハリーCC(米ワシントン州)◇6731ヤード・パー72>
海外女子メジャー大会の今季第3戦は最終ラウンドに入った。首位と4打差の5位タイで3日目を終えた渋野日向子がスタート。出だしの1番パー4ではティショットをバンカーにいれ5.5メートルのパーパットを残したが、1パットのパーとしてメジャー2勝目に向けたラウンドを開始した。
3日目は前半4ホールで3つ落とす展開からなんとか持ち直し、5位タイで踏ん張った。2019年「全英AIG女子オープン」以来のメジャータイトルに向け、首位を追い上げる。
その首位と2打差の2位タイにつけている山下美夢有は最終組に入った。3日間安定したゴルフで、日本の絶対女王がその実力をいかんなく発揮している。逆転Vと「パリ五輪」出場を決めたい。
山下と五輪争いを演じてきた古江彩佳はトータル4オーバーと苦戦中。西郷真央、岩井明愛、勝みなみも上位を伺う位置でプレー中。竹田麗央、笹生優花もプレーを開始している。
トータル7アンダーの単独首位にエイミー・ヤン(韓国)、山下と並んでローレン・ハートレッジ(米国)、さらに1打差でサラ・シュメルツェル(米国)がつけている。