「なぜイトウなのか理解できなかった」伊藤洋輝の獲得はバイエルン経営陣にも“寝耳に水”だった! 現地紙が報道「首脳陣は驚愕」

日本代表DF伊藤洋輝のバイエルン移籍が発表されたのは、現地6月13日。信憑性のある報道が出てから、あっという間に正式契約に至った印象だ。ヴァンサン・コンパニ新監督体制では、第1号の補強となる。

バイエルン幹部にとっても寝耳に水のディールだったようだ。現地紙『Frankfurter Rundschau』は6月23日、「バイエルン首脳陣もイトウ移籍に驚愕」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えている。

「イトウの移籍は多くのファンや専門家を驚かせた。『BILD』紙のポッドキャスト、バイエルン・インサイダーによると、(ともにバイエルンのスポーツディレクターである)マックス・エベールとクリスティアン・フロイントは数日で25歳との契約を取りまとめたという。したがって、バイエルンは移籍が完了する直前にシュツットガルトと接触したようだ」

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記事は、「移籍の迅速な成立は一部の人々を驚かせたが、その中にはミュンヘンの経営陣のメンバーも含まれていたようだ。『BILD』の情報によると、バイエルンの首脳陣全員が、なぜこれほど早くイトウに決めたのか理解できなかったという」と綴り、こう続けている。

「一方、エーベルとフロイントはすぐにこの日本人の能力を完全に確信した。何よりもパスとボールを扱う冷静さが印象に残った」

移籍に関しては、慎重に事を進めるイメージがあるバイエルンだが、両SDは伊藤の能力にゾッコンで、素早く契約に漕ぎつけたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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