バレー男子日本、世界2位&五輪抽選ポッド1入りが確定! 3位スロベニアが日本を上回れず【ネーションズリーグ】

米国に3-0で勝利した男子バレー日本代表【写真:VNL提供】

ネーションズリーグ

バレーボールのネーションズリーグ(VNL)男子第3週のフィリピン大会は23日、予選ラウンド最終戦に臨んだ世界ランク4位の日本が同5位の米国に3-0(25-20、25-23、25-19)で完勝した。前夜は東京五輪金メダルのフランスを撃破。快進撃で世界ランクのポイントは9.44を積み上げ、354.36ポイントで2位だったスロベニアを0.39上回って2位に浮上。その後に行われたスロベニア―セルビア戦がフルセットにもつれ込んだことで、パリ五輪組み合わせ抽選前の日本の2位が確定した。

日本は石川祐希、西田有志ら主力を温存。宮浦健人、甲斐優斗らのサービスエースが炸裂し、強豪米国を破った。大会通算成績は9勝3敗とし、この時点でスロベニアを上回って世界ランク2位に浮上していた。

その後に行われたスロベニア―セルビア戦で、スロベニアが3-0か3-1で勝てば再び世界3位から2位に浮上していたが、結果は3-2の勝利。フルセットにもつれ込んだことで日本を上回る可能性が消滅。26日の五輪組み合わせ抽選を前に、日本は2位が確定。第1ポッド入りとなった。

パリ五輪では52年ぶりのメダルを目指す日本。27日開幕のVNLファイナルラウンドは、開催国ポーランドと予選ラウンド上位7チームがトーナメント方式で対戦。日本は進出を決めている。

THE ANSWER編集部

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