Snow Man 向井康二、ムードーメーカーとしてグループを明るく照らす 30歳の節目に振り返る活躍

6月21日、Snow Manの向井康二が誕生日を迎えた。30歳という節目の歳を迎えたのを機に、昨今の向井の活躍を振り返ってみたい。

向井といえば、Snow Manメンバーの中でもムードメーカー的存在だ。得意のトークやボケ、ツッコミで場を盛り上げている姿を目にすることは少なくない。それはSnow Man公式YouTubeチャンネルにアップされている動画からも伝わってくるはずだ。例えば、5月1日にアップされた「【今日は空を飛びます!】マッサマンを超えた 笑」でも終始動画を盛り上げていた。冒頭、佐久間大介が大きな声で「どーも! Snow Manです!」と張り切って挨拶をすると、「声でか!」、「響いたー!」と流れに乗っかり、佐久間とともに阿部亮平、渡辺翔太を笑顔にしていた。疑似スカイダイビングに挑戦する前に受けた講習でも、佐久間からの「あれ? マッサマン?(フジテレビ系『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』で向井が扮しているキャラクター)」という振りに「マッサマン、やめい!」としっかり反応。さらに実際に疑似スカイダイビング体験をする前も、先生の手を握ってダンスをするボケをしたり、実際に飛びながら“ゴイゴイスー”のポーズを取ってサービスしたり。自身でも楽しみながら、周りも楽しませているのが向井らしい。

そんな中でも、礼儀正しさもしっかりある。先述の動画でも施設内に入る際、スタッフに向かっていの一番に「おはようございます」と挨拶するシーンがあった。しかも自然と挨拶の言葉が出てきたような雰囲気が感じられ、普段から周りにもしっかり気配りをしているのだろうと想像できる。こうした一面からは、向井が“絶対的にいい人”であることが伝わってくるのではないだろうか。

そんな向井だからこそ、ソロの仕事も順調だ。7月20日から開催される『お台場冒険王2024~人気者にアイ♡LAND~』のメインキャラクターとして、マッサマンが就任したのである。制作発表会見では「マッサマンとしては嬉しいですけど、Snow Manの向井康二ではないという寂しさがあります」と言いつつも意欲を見せて、盛り上げていた。さらに制作発表会見にもかかわらず、パイバズーカを発射されるというドッキリも。どんな場所でも体を張る彼のバラエティ力が重宝されているのだろう。

こうしてバラエティで絶好調な向井だが、昨今ではドラマでも活躍を見せている。2022年からは毎年『特捜9』(テレビ朝日系)に連続出演中。2024年は、1月から放送されていた『リビングの松永さん』(カンテレ・フジテレビ系)、4月より放送の『特捜9』season7、そして7月期は『マウンテンドクター』(カンテレ・フジテレビ系)と、3期連続のドラマ出演が決定している。この活躍の理由の一つは、彼の演技の器用さにあるのではないだろうか。例えば、『リビングの松永さん』で演じたバーテンダーの鈴木健太郎。健太郎は明るく陽気な性格という設定で、普段の向井とも通ずる部分がある。もちろん、持ち前の明るさはしっかり活かしているのだが、普段の“向井康二”とは違うと一見してわかる演技を見せている。その上で、全体を引き締める演技をしているのだ。それに、何と言っても目がいい。心情を目でしっかり語っており、伝える力が秀逸だ。ともすれば、向井本人の気持ちまでわかってしまいそうなほど。『マウンテンドクター』での演技にも期待が募る。

幅広い分野で活躍を見せている向井。5月にはWEST.の濵田崇裕とYouTubeのゴルフチャンネル『ハマちゃんとコージのお上手です』を開設、誕生日に行われたInstagram Live(インスタライブ)では個人のInstagramのアカウントを公表した。実は5月からInstagramのアカウントでは写真が投稿されており、すでにカメラ好きの向井らしい雰囲気のある写真が投稿されている。記念すべき30歳という1年間も、今まで以上の輝く姿を見せてくれることは間違いなさそうだ。

(文=高橋梓)

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