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京都府南丹市園部町の生身天満宮で、住民が描いた絵手紙が展示されている。畑で育てた収穫物や野に咲く花に言葉を添えた作品が、参拝者を和ませている。
園部町絵手紙サークルのメンバー11人が、4月から作品に取り組んできた。専用の絵の具と墨で描かれた29点が、本殿の回廊に飾られている。
伸びゆくエンドウを表現した作品には「生命力の強さをみせつけられる」との墨文字。
収穫したてのタマネギには土が残り、「手伝ってくれた主人 アドバイスをくれた友人ありがとう」と感謝の言葉が添えられる。
タラの芽やアヤメを愛らしく描いた絵手紙もあり、季節感を味わえる。
同天満宮の武部昌英宮司(57)は「自然の美しさと力強さがうまく表現されている。参拝の折にぜひ見ていってほしい」と話す。30日まで展示している。
同天満宮では23~30日には、心身を清め、無病息災を祈る「茅(ち)の輪くぐり」もある。