潮風浴びて海路疾走 八戸港カッターレース

熱戦が繰り広げられた八戸港カッターレース=23日、八戸市鮫漁港第1魚市場前海面特設コース

 八戸港カッターレース(八戸海洋少年団主催)が23日、八戸市鮫漁港第1魚市場前海面特設コースで開かれた。市内の企業などから51チーム、約400人が出場し、水しぶきを上げながら熱戦を繰り広げた。

 八戸商工会議所青年部が共催し、デーリー東北新聞社が特別協賛した。

 この日は東北地方が梅雨入りしたが、八戸の最高気温は21.7度と平年並みで、晴れや曇りの一日。

 会場では、8人一組で船に乗り込んだ参加者が「いち、に!」のかけ声とともに往復360メートルのコースに挑戦。真剣な表情でオールをこぎ、タイムを競い合っていた。

 同僚と共に参加した八戸ガスの深川翔さん(33)は「ぶっつけ本番だったが、無事にゴールできてよかった。他部署の社員ともコミュニケーションが取れて楽しい時間になった」と笑顔で話した。【全文】

© 株式会社デーリー東北新聞社