シェフラーが今季6勝目&昇格大会4勝目 松山英樹23位

今季6勝目を飾ったスコッティ・シェフラー(James Gilbert/Getty Images)

◇米国男子◇トラベラーズ選手権最終日(23日)◇TPCリバーハイランズ(コネチカット州)◇6835yd(パー70)

世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが、通算22アンダーで並んだトム・キム(韓国)とのプレーオフを制して今季6勝目を飾った。シーズン6勝は2009年に記録したタイガー・ウッズ以来となる。

シェフラーは今季8試合が組まれたシグニチャーイベント(昇格大会)の最終戦を制し、「アーノルド・パーマー招待」、「RBCヘリテージ」、「ザ・メモリアルトーナメント」に次ぐ4勝目とした。直近13試合で6勝を含むトップ10が12回と、圧倒的な強さを継続している。

単独首位スタートのキムは1打ビハインドで迎えた最終18番、乱入者によりグリーン上に発煙筒がたかれるハプニングがありながらも3mのバーディパットを沈めて「66」とし、2 位から「65」で回ったシェフラーとのプレーオフへ。18番で行われた1ホール目の2打目をガードバンカーに入れてパーセーブできず、昨年10月「シュライナーズチルドレンズオープン」以来の4勝目を逃した。

34位スタートの松山英樹は1イーグル6バーディ、2ボギー、今週自己ベストの「64」をマーク。通算6アンダーの23位に浮上して4日間を終えた。後半15番の短いパー4(293yd)では1オンに成功し、10mを流し込みイーグルを奪った。

前年覇者のキーガン・ブラッドリーは通算8アンダーの39位だった。

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