◇プロ野球セ・リーグ 巨人4-3ヤクルト（23日、東京ドーム）
巨人はヤクルトとの接戦を制し、連敗ストップ。阿部慎之助監督はスタメンを外れた坂本勇人選手に言及しました。
チームは試合前に先発予定の菅野智之投手が腰の痛みを訴え登板回避。
緊急事態に打線が奮起します。初回、1か月ぶりに1軍に昇格したルーキーの佐々木俊輔選手がヒットを記録。指揮官も「本当は起爆剤になってほしい。なる可能性もあるし、(レギュラーを)奪い取ってもらいたい」と期待を寄せるルーキーがけん制球の悪送球で一気に3塁へ。岡本和真選手のタイムリーツーベースヒットで幸先良く先制します。
さらに3回にはヘルナンデス選手の4号2ランで追加点。2アウトから大城卓三選手と吉川尚輝選手の連続ツーベースヒットなど、打線がつながりをみせました。
投げては菅野投手の代わりに先発したルーキーの又木鉄平投手から6投手のリレーで勝利。連敗を2で止めました。
気がかりなのはベンチスタートで出場がなかった坂本選手。22日は7番サードで出場も3打席連続三振。6月は12試合で打率.159となっています。
阿部監督は「体調も考慮して外している。本人も内容がよくないのは知っているので、週明けもわからないがヘッドコーチと相談して決めます」と説明しました。
