J2いわきから「有望株が次々出てくる」 エース10番の約40m独走ドリブル弾に反響「試合中に覚醒」

有馬幸太郎が山口戦で2ゴール【画像はクラブ公式サイトのスクリーンショットです】

いわきFW有馬が2ゴールの活躍

いわきFCは6月22日、J2リーグ第21節でレノファ山口FCとアウェーで対戦し、3-0で勝利した。FW有馬幸太郎が2得点の活躍で勝利に貢献したなか、長距離の独走ドリブルから追加点を奪取し反響を呼んでいる。

現在23歳の有馬は2019年に鹿島アントラーズの下部組織からトップチームに昇格。20年に栃木SCに期限付き移籍すると、22年からいわきに完全移籍。加入初年度から背番号10を背負う期待の若手だ。

そんな有馬がアウェー山口戦の後半14分に驚きの一撃を決めた。自陣でボールを持つとハーフウェーライン手前で相手2人をダブルタッチで翻弄。そこからスルスルと持ち上がり、ペナルティーアーク手前で右足を振り抜くと、ゴール左下に決まった。

有馬はその後、後半21分に自ら得たPKを決めてこの日2ゴールをマーク。3-0勝利の立役者となった。

そんななか、Jリーグ公式X(旧ツイッター)も「自陣から持ち運ぶ見事なドリブル」と注目。SNSでは「山口の守備がこんなにズタズタにされるとは」「試合中に覚醒する姿を見られるなんて稀有な経験をしてしまった」「こんなことできる選手だったのか!」「いわきは有望株が次々出てくるなぁ」「今月のベストゴールきたか」など、反響のコメントが寄せられた。

自陣から約40メートルの単独突破からゴールを決めて存在感を示した有馬。リーグ後半戦でさらなる活躍に期待が高まるばかりだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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