本県梅雨入り、平年より11日遅く 24日は会津中心に大雨予想

 気象庁は23日、東北地方で梅雨入りしたとみられると発表した。本県など東北南部は平年より11日遅く、北部は8日遅い。昨年に比べると、南部、北部ともに14日遅い。

 23日の県内は広い範囲で雨が降った。福島地方気象台によると、1時間当たりの降水量は只見町で13.5ミリ、西会津町で11.0ミリだった。

 24日の県内は雨や曇りとなり、会津を中心に大雨となる可能性もある見込み。24日午後6時までに予想される24時間降水量は、会津で最大50ミリ、中通りと浜通りで最大40ミリ。

 東北地方の梅雨入りで、梅雨のない北海道を除いて全国で梅雨入りした。今年は太平洋高気圧の北への張り出しが弱かった影響で梅雨前線の北上が見られず、全ての地方で梅雨入りの時期が平年より遅くなった。

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