Androidアプリ「ZOZOTOWN」にアクセス制限不備の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月19日、Androidアプリ「ZOZOTOWN」におけるアクセス制限不備の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

複数のトレンドマイクロ製品に複数の脆弱性

Androidアプリ「ZOZOTOWN」7.39.6より前のバージョン

株式会社ZOZOが提供するAndroidアプリ「ZOZOTOWN」には、Custom URL Schemeを使用してリクエストされたURLにアクセスする機能が実装されているが、同機能には、任意のアプリからリクエストを受け取りアクセスを実行してしまう、アクセス制限不備の脆弱性が存在する。想定される影響としては、遠隔の第三者に当該製品を経由し任意のウェブサイトにアクセスさせられる可能性があり、フィッシング等の被害にあう可能性がある。

JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。ZOZOでは、本脆弱性を修正した下記のバージョンをリリースしている。

Androidアプリ「ZOZOTOWN」7.39.6

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