韓国外相が国連安保理で「露朝条約は明白な “決議違反”」…「国際社会が団結を」

韓国のチョ・テヨル(趙兌烈)外相は20日(現地時間)、国連安全保障理事会の会議に先立ち、露朝間で締結された “包括的戦略パートナーシップに関する条約”について「北朝鮮の軍事能力を向上させるいかなる直接・間接的支援や協力も、多数の国連安保理決議に明白に違反するものだ」と語った。

チョ外相はこの日、米ニューヨークの国連本部で “サイバーセキュリティに関する安保理公開討議”を直接主宰するに先立って行なわれた、日米韓など63か国やEU代表による “共同宣言”後、取材陣との質疑応答で「常任理事国が自ら採択に同意した安保理決議を違反する行為は嘆かわしい」と語った。

チョ外相は「国際社会と安保を損なうおそれのあるこのような不法な活動を糾弾し対応するため、国際社会は団結しなければならない」とし「韓国政府は国家安保を脅かし得るいかなる行為にも、決然かつ断固として対応していく」と強調した。

© エイアイエスイー株式会社