「1年目ですべて変えるなんて無理」 ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがピストンズのHC更迭を疑問視

先日、デトロイト・ピストンズはモンティ・ウィリアムズ前HC(ヘッドコーチ)を更迭する決断を下した。今季はリーグワーストの14勝68敗と結果を残せなかったものの、6年7850万ドルという大型契約の1年目。この早すぎる動きに、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが自身のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』で疑問を呈している。

「NBA史上最高額のコーチ契約で彼を雇い、翌年には解雇した。ピストンズは彼に6年契約を与えたのに、彼が築けると思っていたものを実際に築くチャンスさえ与えなかったんだ。1年目ですべて変えるなんて無理だよ。カルチャーを浸透させるには時間が必要だ。一夜にして築かれるものではない」

なお、ウィリアムズ前HCは更迭されたものの、ピストンズからは今後5年間で約6500万ドルを受け取る。グリーンは「たった1シーズンでピストンズから解雇されたモンティ・ウィリアムズ、おめでとう。彼は家に帰って家族と一緒に過ごせる上に、今後5年間で6500万ドルを手にすることができる。なんてクレイジーなんだ」と、ピストンズのフロントを間接的に揶揄した。

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