大雨の峠は越えるもJR七尾線は一部運休や遅れの影響

日本海にある低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、24日の石川県内ではぐずついた空模様が続いています。

降り始めから24日午前4時までの雨量は、白山白峰で182ミリに達したのをはじめ、白山河内で134ミリ、宝達志水で129・5ミリ、金沢で126・5ミリなどとなっています。

雨のピークは越えたものの、日中は雲の多い天気が続く模様です。気象台は加賀では昼前にかけて土砂災害に注意するよう呼びかけています。

交通にも影響が出ています。

23日に運休したJR七尾線は、線路や設備の点検のため、始発から本数を減らして運行を行い、特急「能登かがり火」の上下2本と、普通列車上下4本が運転を取りやめました。午前8時過ぎに徐行運転を行っていた区間で通常速度で運転を再開しましたが、午前8時15分現在、一部の列車で30分程度の遅れが出ています。

また、北陸自動車道は福井県の敦賀インターと今庄インターの間で、未明の午前0時過ぎから午前7時まで一時、通行止めとなりました。

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